お久しぶりです!
36歳独身ニートのAkikoです☺
最近、本格的に転職活動を始めました。
年内には社会復帰できるように頑張ります(゚∀゚)
さて、3週間ほど前の話になりますが、インフルエンサーの岡島カレンさん が米国ハワイの入国審査で入国拒否をされて、日本に強制的に帰国をさせられた件がテレ朝ニュースで報道されたことをご存知ですか?
「犯罪者扱い」ハワイで日本人女性“入国拒否” 売春疑われる?若い女性から相談急増
一時この話題がネット上を賑わせていました。
このニュースによると、アメリカへの出稼ぎや売春を目的として渡航される女性が多いため、アメリカ移民局も目をつけていて、ハワイだけではなくてロサンゼルス、ラスベガス、ニューヨークで売春を疑われて入国拒否を受けたという相談が非常に多くなっているとのことです。
ホリエモンさんもYouTubeでこの件に関して言及されていたほど^^;
ネット上での憶測になるので真偽は不明ですが、岡島さんは、職業を office worker (会社員) と申請していて、入国審査で仕事内容を詳しく聞かれた際にインフルエンサーもやっていると答えたため、怪しまれたのではないかと言われています。
ネット民に誤解をされて執拗に誹謗中傷を受けていた岡島さんが不憫でなりません😓
そもそもが、米国の入国審査の厳しさは今に始まったことではなく、昔から厳しいイメージが、、、
5年以上前の話になりますが、私の友人がハワイに短期で語学留学に行った際にも入国審査で怪しまれて別室に連れて行かれたという話を聞きました。
実は私も今年の1月にシアトルの空港から米国に入国しようとしたところ、入国審査で怪しまれて、別室に連行されています!!
私の場合はニートだからしょうがない😂
ちなみに、その2日前に私の妹もサンフランシスコの空港で入国審査に引っかかり、別室で尋問を受けています。
なぜ私たちが別室に連行されたかというと、私も妹も無職だったため、入国審査で職業を聞かれた際に、正直に
I’m unemployed (私は無職です) と答えていたからです。
私は昨年の11月に退職をしたため、無職。
妹の場合は、留学のため退職→米国の大学院に留学→帰国後日本で転職活動→転職先が2月からの入社だったため、当時は無職。
妹の仕事が始まる前に二人でラスベガスを旅行しようということになり、ラスベガスで妹と合流する約束をしていたのですが、姉妹揃って別室に連行されたという奇跡(笑)
しかし、私も妹も嘘偽りなく真実を伝えたため、無事に入国でき、ラスベガスで落ち合うことができました!!
ニート期間が長い私はさておき、私の妹のように転職前や求職期間中に空いた時間を使って旅行に行かれる方も多いと思います。
今回のブログでは、私の経験を元に、観光で米国に無事に入国できるポイントをお伝えしたいと思います。
ポイント1: 絶対に嘘はつくな!←1番重要
Office worker (会社員) と偽って入国できる場合もあるかもしれませんが、アメリカの入国審査の厳しさを舐めてはいけません。
以前友人から聞いた話ですが、入国管理局から勤務先に連絡が行く可能性もあるとのことでした。
仕事内容を聞かれるのはもちろんのこと、少しでも怪しまれた場合は、働いている証明を見せるように言われます。
会社員の方でも運悪く怪しまれる可能性は十分あるので、何か証明できるものがあれば持参しましょう!
証明になるもの
会社員の場合:名刺や社員証、給与明細、雇用契約書、源泉徴収票など
アルバイトの場合:給与明細や源泉徴収票など
個人事業主、フリーランスの場合:名刺や確定申告書の控え、支払調書など
学生の場合:学生証
転職前で無職の場合
私の妹のケースです。
別室で尋問を受けた際に、2月から転職先に入社すると伝え、その証明を見せるよう言われたためメールで届いていた offer letter (雇用契約書)を見せたそうです。
完全に無職の場合
私の体験談になりますが、別室に連行された際に以下のことを聞かれました。
- 前職の退職時期
- 退職理由
- 仕事内容
- 現在仕事を探しているか
- 貯金額
- 親の貯金額
なぜ親の貯金額まで聞かれたかというと、、、
Have you been seeking a job ?(求職中ですか?)
と、聞かれて
No !
と正直に答えたからです^^;
以下、入国審査官と私の会話
と聞かれ、貯金額を答えましたが、米国は日本よりも物価が高い国。
米国では私の貯金額は極貧レベルのもよう😂
と、いうような内容を聞かれました。
「求職中で時間があるから旅行に来た」と言えば、親の貯金額まで聞かれることはなかったかも、、、
米国の西海岸に長年住んでいた前職の同期から聞いた話ですが、米国では年収一千万円では家族でまともな生活ができず、年収二千万円でやっと地に足がついた生活ができるとのこと(゜o゜;
もしもあなたの貯金額が日本円で数百万円の場合は、入国審査官から「え、少なっ!」と思われてしまう可能性もあります。
ポイント
無職の場合は、十分な旅行資金を確保してあることを明確に伝えましょう!
ポイント2: 航空券と宿泊先は入国前に手配
短期で旅行に行かれる方は、航空券や宿泊先の手配を事前に済ませておく方がほとんどだと思います。
しかし、バックパッカーさんなど長期で旅行をされる方は、帰国時のチケット、全日程の宿泊先の手配を済ませていない方も多いのではないでしょうか。
帰国のチケット、または米国出国のチケットを取らずに入国する場合は、そのまま米国に住み着いてしまうのではないかと疑われる可能性大!
予定を変更してもう少し長く米国に滞在したい場合は、後からチケットを変更または取り直せばいいだけなので、必ずチケットは手配しておきましょう!
また、全日程の宿泊先の手配をしていない場合も同様に疑われる可能性があります。
私の場合もラスベガスで妹と一緒に泊まる5泊分のホテルの予約はしてあったのですが、その後に一人でロサンゼルスに4泊する宿の予約はしていませんでした。
やはりロサンゼルスでの宿泊先の手配をしていない件についても突っ込まれた^^;
節約のためにホステルに泊まろうとしていたんですが、ロサンゼルスのどの地域が治安が良くて観光に便利なのかをまだ調べていなかったんす(;´Д`)
しかし、ロサンゼルス発・成田行きのEチケットと、ラスベガスのホテルの予約確認書を審査官に見せたところ別室からやっと解放してもらうことができました!!
ポイント
帰りの航空券は必ず予約を!
家族や友人知人、彼氏さんにホテルを予約してもらった場合も、必ず予約確認書を共有し、入国審査で見せれるようにしておきましょう。
入国審査でもかなり並んだので、私が別室に居たのは正味一時間ほど。
ちなみに、シアトルの空港でそのままラスベガス行きの便に乗り継ぎをする予定だったのですが、別室に連行されたせいで予約していた便には間に合いませんでした。
シアトルの空港に到着したのが、午前9時45分
ラスベガス行きの乗り継ぎ便が、午後12時5分発
別室から解放されたのが、午後12時
デルタ航空のトランジットカウンターに駆け込んだのが午後12時3分
トランジットカウンターで I’m almost missing my flight😭 (飛行機に乗り遅れそう)
と、伝えたところ無料で便を変更してもらえました(^o^)
当初の予定よりも約2時間遅れでラスベガスに到着✈
妹の場合も、サンフランシスコからそのままラスベガス便に乗り継ぎをする予定でしたが、別室に連行され乗り遅れたため、チケットを無料で変更してもらたそうです。
カップルや家族、男性だけで入国する場合も別室に連行される場合がある
岡島さんのインスタグラムには、出稼ぎや売春を疑われた女性だけではなく、男性一人や、ファミリー(お子様連れ)や、ご年配の方も別室に沢山連れて来られていたことが記載されています。
また、岡島さんと同じ日に入国拒否をされた中国人女性は、彼氏さんと一緒に来たのに彼氏さんは入国できて、彼女さんだけ入国できなくて本当に可哀想だったとのこと。
中国人女性の方は、帰りのチケットを取っていなかったため疑われたそう。
シアトルの別室での私の体験談
- 日本人で別室に連行された人が私を含めて合計四人居た
- その内の三人は女性で一人は男性
- 別室に居た日本人は全員一人で渡米していた
- 中華系の方々で家族連れ (お子様、年配者含む) が居た
- 別室に連行された人は、全体的にアジア人 (黄色人種) が多いように感じた
一人で来られた日本人男性の方は、従兄弟がグリーンカード (永住権) を持っていて米国在住のため、会いに来たとのことでした。
女性だけではなく、男性も不法就労や不法滞在を疑われて別室に連れて行かれる可能性があります。
男性一人旅の方も注意が必要です。
ちなみに、テレ朝ニュース によると専門家の方が
” 高価なブランド物を身に着けていると、若いのになぜこのような高額なものを買うことができるのか。売春関係の仕事に関与しているのではないかと疑われやすくなってしまうといい、露出の多い洋服なども避けるべきだと指摘しています。”
とのことですが、、、
私を含め、シアトルの空港で別室に連行されていた女性で華美な服装をしている方は、誰も居ませんでした!
どの女性もカジュアル、シンプル or ラフな格好。
その時の私の服装は、上はグレーのパーカー、下は黒のレギンスで露出度ゼロです!!
米国のJ-1ビザを持っている女性も別室に連れて来られていてびっくり(゜o゜;
やはり米国の入国審査は厳しいんだなぁと改めて実感しました。
一人で入国し、誰かと現地で合流する場合
テレ朝ニュースによると、岡島さんは入国審査でなぜ一人でハワイに来たのかを聞かれたそうです。
私の場合は別室にて、なぜ妹と別々で米国に来たのかを聞かれました^^;
もしも一人で入国して現地で誰かと合流する場合は、その理由を英語で言えるようにしておきましょう!
私が妹と別々で渡航した理由
旅行の計画段階でやり取り
ZIP AIRならアメリカまで往復10万円くらいだよ!
LCCは辞めときなよ。
じゃあデルタなら往復15万くらいで行けるよ!
私はANAがいいからANAで行くね!
ANAの料金を調べてみたら、デルタの2倍以上だった、、、(泣)
節約したいからデルタで行くね!
というわけで、お互い別々のフライトでラスベガスまで向かうことに。
なのでシアトルの空港の別室にて
と、聞かれた際には
私は節約したいからデルタにしたけど、妹はANAを好んだから
と、正直に答えました👍
姉妹間で学歴と経済力に大きな格差がある私たち😂
別室での審査官との会話を思い出すとちょっと恥ずかしい (笑)
ポイント3: 最低限の英会話力は必要
姉妹揃って別室に連行された私たちの英語レベルですが、、、
妹はTOEIC900点台
私は過去に一度だけ受けたTOEICが610点、、、社会人受験者の平均点よりも若干低い(;´Д`)
結局英語で説明できなければ怪しまれたままで終わる可能性があり、最悪の場合は入国を拒否され自腹で帰国させられます😱
海外旅行保険では、入国拒否に遭った場合の帰国チケットの保証はしてもらえないらしい^^;
別室に連れて行かれる際に、スマホとカメラを没収されます。
そのため、翻訳アプリは使用できません。
私の場合は、審査官にEチケットやホテルの予約確認書を見せるときだけスマホを一時的に使わせてもらえましたが、それ以外はスマホは審査官の手元にありました。
別に英語がペラペラじゃなくてもいいんです!ゆっくりでいいので頑張って審査官に説明しましょう!!!
てか、アメリカのネイティブの方々の英語って聞き取りづらくないですか?
話すスピードが早いし、単語の語尾と次の単語の先頭を繋げて発音されるので、知っている単語でも全然聞き取れなかったりする、、、
私は別室で審査官からの尋問を受ける前に
I’d like to let you know something in advance.
あらかじめお知らせしておきたいことがあります。
My English Skill is not good.
私の英語はあまり上手くありません。
So, please speak English slowly to me.
なので、英語をゆっくり話してください。
と、伝えました。
だが、しかし!!
やはり聞き取れない英語が多々あったので
Could you say that again more slowly ?
もう一度ゆっくり言っていただけますか?
と何度もお願いしました。
そして、単語やら文法やらをど忘れしていたため
泣きそうになりながら
I forgot what to say in English.
英語で何て言えばいいか忘れてしまった。
I don’t know how to say that in English.
英語でどう言えばいいのか分からない。
を連発^^;
中盤以降は審査官の方が私を同情の目で見ていたように感じました。
最後はとても優しい表情で私を別室から送り出してくださって
この人も意地悪をしたいんじゃなくて、仕事のためにしょうがなく厳しく取り締まっているんだなぁとじーんと来てしまった😭
入国管理局には日本語通訳さんがいる場合もある
入国管理局には日本語通訳の方もいらっしゃるため、通訳さんを介して審査官に事情を説明することが可能な場合もあります。
YouTuberの週末海外ノマド「ダイスケ」さんのチャンネルでは米国入国管理局の現役通訳の方からのアドバイスが紹介されています。
私の体験談ですが、別室に連れて来られた日本人の中で一人だけ電話を介して日本語で事情を説明して、解放された方がいらっしゃいました。
また、英語が一切喋れない中華系の方も電話で事情を中国語で説明して解放されていました。
恐らく入国管理局の通訳の方と話していたのだと思います。
しかし、日本語で事情を説明できたのが別室に居た日本人四人中たった一人だけだったことを考えると、英語が話せないからといって通訳さんと話せるとは限らないような気がします。
実際に日本語で事情を説明されていた方は、私なんかよりも断然英語が話せそうな雰囲気でした。
通訳さんと話せるかもという期待はあまり持たないようにしましょう。
最終手段:紙に英語を書いて行け!
「英語は苦手だし、来週アメリカに行くのに英会話は間に合わないよー!」
という方もいらっしゃると思います。
なので、最終手段!!!
想定される質問の答えを英語で紙に書いていきましょう!
紙を見ながら尋問を受けるのは許されないかもしれませんが、、、(汗)
別室に移動してから尋問を受けるまでに順番待ちがあるので、少し時間に余裕があります。
順番待ちの間に紙を見ながら英語の復習をすることが可能です。
また、ダメ元で自分は英会話ができないのでもし可能であれば日本語が話せる人と話をしたいと英語で伝えるのもありかと思います👍
おすすめの翻訳ツール
いきなり日本語を英訳するのはハードルが高い方は
世界一高精度かつニュアンスを汲み取れる機械翻訳を謳っている翻訳ツール Deepl がおすすめです。
もちろん無料で、会員登録をしなくても利用できます。
GoogleやChat GPTなどで翻訳すると、翻訳ツールを使ったことがバレバレの不自然な英語だったり、ニュアンスだいぶ違っていたり^^;
また、英文を日本語に訳した場合もおかしな日本語のことがありますが Deepl を使えばリアルな翻訳ができます!
スマホ版のアプリでもフレーズの候補を出してくれますが、PC版の場合は2枚目の画像のように単語を選択すると訳語の候補をいくつも出してくれるので断然PC版がおすすめ👍
前職では外資系IT企業のテクニカルサポートに従事していたため、業務上で英語を使わなければいけない機会が度々ありました。
しかし、私は英語の読み書きが大の苦手、、、英会話の方がまだマシ^^;
そんな私のために同期たちが教えてくれたのがこの翻訳ツールでした。
本当におすすめなので英語が苦手な方はぜひ使ってみてください👍
どうしても不安な場合は添乗員同行ツアーを
個人旅行で渡米するよりも、添乗員同行ツアーで渡米した方が入国審査で怪しまれる可能性は格段に低くなります。
万が一、入国審査で止められた場合も添乗員の方に助けてもらうことができます。
添乗員同行ツアーなら、旅行会社が航空券、現地での移動手段、ホテル、観光で必要になるチケット、レストランなどの予約や確保してくれますし、日本出国前から帰国までずっと同行してもらえるので安心です。
海外旅行初心者の方や、英語に自信のない方は、添乗員同行ツアーも検討してみましょう。
ポイント
英語に不安がある場合は、あらかじめ想定される質問の答えを英語で用意しておきましょう!
どうしても不安な場合は、添乗員同行ツアーの検討を。
米ドルをある程度持っていないと怪しまれる場合も・・・
私も妹も入国審査で、米ドルの現金をいくら持ってきたのか聞かれました。
妹はその時に現金を20ドルしか持っていなかったようで
審査官から
と言われ、別室送りになったそうです😓
まぁ確かにカジノでは現金が必要になりますが、現地に着いてからクレジットカードの海外キャッシングで米ドルはおろせますよね^^;
妹は私よりも2日早く渡米していて、この話をあらかじめ聞いていたため、現金450ドルを持って行きました。
私も結局別室に連れて行かれたので、現金を持っていても無意味でしたが、無職 or 一人旅 or ラスベガスに行かれる方は米ドルをいくら持ってきたのか聞かれる可能性があります。
念のためある程度の米ドルの現金を用意して行きましょう。
真偽は不明ですが、妹いわく
とのことです。
最後に:覚悟して渡米すると精神的に楽
私は見た目がかなり怪しいので、米国入国時に別室に連行されることは旅行前からある程度覚悟していました。
どのくらい見た目が怪しいかと言うと、過去に一人で日本に帰国した際に成田空港の税関でスーツケースの中身を調べられたことが3回あります。
そのうちの1回は、時間がなくて荷物を手当たり次第にスーツケースに放り込んで帰国したせいで、成田の税関でスーツケースを開けられた瞬間に私の下着がブワッと飛び出しました(-_-;)
税関のスタッフの方が男性だったため、ものすごーく気まずい空気が流れたのを今でも鮮明に覚えています(汗)
日本人からも怪しまれる日本人!!運び屋と間違えられたのかな(泣)
いつなんどき怪しまれるかわからないので、荷物はキレイにパッキングしましょう😂
そして、私よりも2日早く渡米した妹からサンフランシスコの空港で別室に連れて行かれたと連絡が来た時点で
これは、かなりの高確率で別室送りになるなー😱
と察しました(;´Д`)
もしも入国審査のことは何も考えずに渡米していたら、パニックに陥って入国させてもらえなかったかもしれません、、、
ちなみに、これまで世界30ヶ国に入国していますが、入国審査で止められたのはシアトルの空港だけです!
次にアメリカを旅行するなら絶対に再就職してからにしようと心に誓った😂
海外旅行は国内旅行に比べてリスクを伴います。
万が一の事態を想定して渡航することで、何かトラブルに遭った場合もまだ冷静な対応ができるかと思います👍
あらかじめリスクを考慮した上で、海外旅行を楽しんでくださいね♪
最後までお読みいただきありがとうございます。
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